そら

欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。「アルケミスト 夢を旅した少年」を久しぶりに再読しました。新鮮な感動がありましたので紹介します。

アルケミスト 夢を旅した少年

あらすじは

羊飼いの少年サンチャゴは、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出ます。長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指します。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行きます。作家のパウロ・コエリーリョ氏は少年サンチャゴの旅のテーマは人の「運命」だと序文に書いています。

年代、性別関係なく自分に置き換えて旅ができる

あなたは自分の中の常識や今までの経験から、「やっぱり、無理だろうな」と行動する前から諦めた経験はないでしょうか?

私は結構最近多くなりました。もう「年齢的に」「普通に考えたら」と今までの失敗体験が潜在意識にある場合に前に進めなかったり、どうしても頭によぎる不安が出てきます。年齢的に若い時に比べると気力、体力、他諸々・・・邪魔をします。

一歩を踏み出さなければ何も始まらない。 年齢を重ねた方も、若者もたくさんの気づきが得られる本だと思います。

少年サンチャゴの旅のテーマは人の「運命」です。自分の「運命」は今生「どのような旅をしているのか」、「どのような感情がわいてきているのか」

年代も、性別も関係なく自分の「運命」に対する自分の向き合い方に対して、少年サンチャゴと一緒に旅をしながら色々な気づきがあると私は感じました。

まだ読まれてない方、一度読まれた方も、2020年という今の時代にぜひ読んでみてくださいませ。

「前兆」や「直感」を大切にする

ヒプノセラピーで、意識の機能として、顕在意識5~10% 潜在意識 80~85% 本能10% を占めていると学びました。顕在意識は悩んだり、不安になったり、願望をもったり、分析、比較、判断→行動 主に左脳に位置するそうです。潜在意識は過去の出来事を全て蓄積して忘れないデータベース。批判や判断機能を持たずに現実と想像を区別識別しない。感覚・記憶・想像力・ひらめき・直感を生み出す。潜在意識は顕在意識の意志より優先されるそうです。人の體やこころは奥深いですね。

潜在意識はふっと浮かぶ「直感」も生み出しますが、その反対に今までの不安な体験もたくさん潜在意識の中に沈んでいると言うことですね。

また「前兆」に気づくというのも、これは誰もが気づくわけではなく、見過ごしたり、信じられなかったりとやはり人により違ってくると思います。

人は一瞬一瞬を「選択」することで前に進んでいると思います。

ふっと浮かぶ「直感」は大切に、「前兆」にも気づける自分でいたいと思いました。

恐れや不安は気づいてできるだけ手放していく。

少年サンチャゴも旅の途中で何度も何度も自分の心と向き合っていきます。そして諦めかけたり、恐怖でいっぱいになりながらも

前に進んでいきます。その先にあったものは・・・・ ご興味がある方は読んでくださいね。

まとめ

私は今までの人生で学んだ経験を振り返ったり、これからの残りの人生への向き合い方など、以前読んだ時よりもっと深く心に入ってきました。残りの人生も自分らしく自分の旅を大切に頑張ろうと思えました。

大きなメッセージのような言葉以外にも、一頁一頁にたくさんの気づきがありました。今度読む時はどんな気づきがあるのか楽しみです。

薄い本なので、まだ読まれていない方はよろしければ読んでみてください。

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