無心になれる時間が心に安らぎを与えてくれます

「畑体験」も「陶芸体験」も土に触れる時間です。土いじりをしていると無心になれていつの間にか嫌なことを忘れてしまいます。今はキッチンの出窓で季節によりイチゴ、トマト、ハーブなどを育てたり、観葉植物を育てたりして楽しんでいますが、いつか小さくても良いので土いじりをしながら安心して食べられるお野菜や花の成長を眺めながら生活したいなぁとここ数年思うようになりました。

医療現場でも心身のストレスを発散するために花を育てたり土いじりなどの園芸療法を行うこともあるようです。

私も離婚する前に自律神経が乱れて一年くらい心療内科に通っていたことがあります。お薬を飲んでも、身体がだるくなって益々動けなくなるばかりで、嬉しい、楽しい、悲しい、美味しいなどの感情がなくなってしまったことがあります。

お薬ではどうしても体調が戻らず、友人の勧めで訪れた先生に、話を聴いてもらって少しずつ自分を取り戻していきました。少しずつ起きることができるようになると、自然と外に出ようという気持ちもわいてきました。誰とも話したくないし、会いたくないような状態でした。しかしあてもなく外を歩き初めて最初に癒やしてくれたのは自然でした。町を歩くだけですが、蝶が一緒に飛んでくれたり、太陽が温かく照らしてくれて、風は體を包み込んでくれるのがとても気持ちよくて少しずつそんなことに心が動き始めました。本当に癒やされました。何も言葉はなかったのですが、何よりも温かく見守ってもらい少しずつ元気になれました。

もし今疲れていたり、何も考えられないような状況の人がいらしたら、それは心と體が休みなさいと言っているサインです。「しなければならない」はもう横に置いて、自分の気持ちを大切にして何かをしたくなるまでゆっくりしてみてください。

できない環境の方もいらっしゃると思いますが、とにかく自分を大切にしてください。

こういう体験もあり、私は自然にはいつも癒やされていて疲れたらよく一人で空を観たりぼーっとしたりしてリフレッシュするようになりました。

さて実際体験してみると、心があちこちにいかずに作業に没頭して夢中になっている自分がいました。また畑体験は鳥のさえずりが聞こえてきて、たまに風が體全体を優しく包み込んでくれたり、土や草の香りが蒸気とともに上がってきて思わず深呼吸したくなったりと、日常生活では感じる事のできない感覚を呼び戻させてくれて、私の心も體もとても喜んでいました。

参加された方、特にお子さんがいらっしゃるお母さん方は畑で「危ない」と言う必要もなくのびのびと遊ぶ子どもたちをみて嬉しそうでした。

もしご興味があればぜひ体験されてみてください。

陶芸体験

ずっと興味があった陶芸に誘ってもらい体験をしてきました。

教室は明るい空間で生徒さんが数人和気あいあい作品作りをされていて、男性の先生もとても楽しい先生で癒やされキャラの方だったので緊張せずにすぐになじむ事ができました。

まず一回目に形作り、二回目に削りと色付けを行ったので計二回教室にお邪魔しました。

それからできた作品を先生に焼きあげていただき、出来上がりを郵送で送っていただきました。

私が作ったのは、お湯のみ、ぐい飲み、お酒用のグラス、それと小皿の4点です。これだけ作って1,500円くらいの体験代でした。

陶芸はずっとやってみたかったので、とにかく楽しんで作ろうと思いました。出来上がりは大雑把なざっくりしたものになりましたが、焼き上がりをイメージしながらの作業はとても楽しかったです。

ちょうど生徒さんが作った作品の展示会も開催されていたので、記念に急須セットとペンダントも分けていただきました。

皆さんとても楽しみながら作っていらして素敵な教室でした。

陶芸体験で購入したペンダント  陶芸体験購入した急須セット

私が作った作品はこちらです。

陶芸体験作品   ➀お湯のみです。底が平らではなくて少しグラつくので気をつけて飲んでいます!

陶芸作品

 

 

➁お猪口です。色が渋くて飲みやすいです!持つとずっしり重みがあります。

 

陶芸体験作品 ➂ぐい飲みです。これが一番お気に入りです。持ちやすくて色も満足でした。

陶芸体験作品

➃ よくわかりませんが、アクセサリーを置いたり、花器でも大丈夫そうです。作っている時に皆さんから眼科で使う洗眼受水器みたいとからかわれました。違います!!

土をコネる時間。ろくろをまわしたり、好きに手でイメージして形を作っていく時間。削って形を整えていく時間。焼きをイメージして好きな色を選んで色付けをする時間。全てがとても集中でき、他の事を忘れられる時間でした。形が不細工でも自分で作ったものは、愛着がわいてきて、今でも大切に使っています。やってみたい方がいらしたらぜひ挑戦してみてください。オススメです!

畑体験

一日畑体験のお昼ご飯

昨年10月ずっと体験したかった畑体験に参加できました。10年くらい前から自然農や野菜作りに興味がありネットで近くで体験できそうな場所はないかと調べたりしていました。

現在仕事のペースを落として氣力、体力に余裕が出てきて一番最初にしたかったのは、やりたいと思っていたことをとにかくたくさん体験するという事でした。

まず一番最初にやってみたのは、うきはで開催された「尚さんのお話会」への参加です。そこで「トランスフォーメーションゲーム」に一緒に参加させていただいた方とも出逢えました。尚さんのお話を伺い、その場で「畑体験」のチラシをいただいたのですぐに申込みをして10月に「初畑体験」に参加ができました。当日は爽やかな気持ちの良いお天気に恵まれました。

参加者はお子さん連れのお母さんのグループが何組かと、私と同年代の自然農に関心のある方が数名参加されていました。

自己紹介から始まり、軽くストレッチで體ならしの後に畑体験スタートです。作業をやりながら徐々に皆も打ち解けていき、お昼ご飯を作る頃には色々と話も弾みながら共同作業ができました。薪割担当、火をおこす人、野菜を切る人など自然と協力しながら手際よくできました。お昼ご飯は豚汁とおにぎり、あとはアルミホイルで包んで作った焼き芋です。食後にコーヒーまで準備してくださり、土の上でのんびりいただきました。子どもたちは小さい子も大きな子も仲良く自然にあるものを上手に使って遊び始め、畑体験は芋掘りが一番人氣でみんなとても楽しそうに参加。

私は種や苗がどんなもので、どんな風に植えていくかも知らずに参加しましたが、土の育て方や土が乾燥しないようにする方法などわかりやすく教えていただき、土地も野菜も人も喜ぶ方法がもっと広まると良いなと参加して感じました。

昼食後はまた畑でアスパラや豆など種や苗を植えさせてもらう体験。本当にたっぷり自然を満喫できました。

主催者のお二人の女性は自然農の野菜作りを土地を借りて昨年始められたばかりだそうです。自然農の勉強に通われながら少しずつ土地の成長を進められていて素晴らしいなと思いました。農薬をまいていない土地は、土に寝転がったり作業をしている時も人にも優しく体験していても癒やされました。

最後にお土産に里芋とサツマイモをたくさんいただき、食べきれない量だったので実家にもお裾分けしました。

里芋は煮っ転がしやお味噌汁で、サツマイモはふかし芋やバターソテーにしていただきました。とても美味しかったです。

私ももう少し余裕が持てたら、小さな土地を借りてできたら良いなぁ~~と夢見ています。

まとめ

「畑体験」も「陶芸体験」も癒やされました。今は自粛期間で活動範囲も規制があり誰もが自由にのびのびと暮らせている環境ではないと思いますが、暮らしの中で何か大切にできる事を見つけてみるのも良いと思います。

私はコーヒーが好きなので一杯のコーヒーを入れたり、飲んだりする時間を丁寧にして楽しんでいます。たまに美味しそうな豆を買ってきていつもより丁寧に入れたコーヒーの香りを楽しみながらボーっとするだけでも贅沢な気分になれ癒やされます。

あとは図書館でまとめて本を借りて読書三昧も楽しみです。家にいることが増えて少し身体がなまってきたら、天気の良い日は少し遠回りしてドライブしながら買い物に行ったり、散歩して運動不足を解消するように少しですが気をつけています。

特に変わった事はしていませんが、今は自分の心が穏やかでいられることが幸せでもあるので、無理はしないように心がけています。

これを読んでくださっている方で、おしゃべりが好きな人は無料通話もできる時代ですので氣が合う人と思い切りおしゃべりして発散するのも氣分が変わって良いですよね。

まだまだ落ち着くまでには時間がかかりそうですが、小さな好きな事を見つけてお互い乗り切りましょう。

一日畑体験

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