SORASORA

急に寒さが本格的になってきて、體がついていくのが大変。今日はヒバについて紹介します。

ヒバが全然枯れなくて感動したお話

道の駅や園芸店に行き、家に飾る花を選ぶのが楽しみです。

綺麗な花より、どちらかと言えば木を大きな花瓶にドーンといけるのが好み。

アロマの精油にもある、ユーカリ、松、ティーツリーなどよく買います。

最近スーパーでヒバの木(1メート以上)があったので買って帰りました。

ヒバを飾ったのは実は初めてでした。

夏場だと松、ユーカリは毎日水替えして、もって1ヶ月くらい。

それがヒバは2ヶ月しても枯れないんです。切られても生きてるんだなぁと愛おしくもあり、その生命力に感動しました。

最近もまた見つけて買って帰りました。

今日はヒバの抗菌作用についてご紹介しますね。

ヒバはダントツ腐りにくく、耐朽性が高いようです。

東北森林管理局のHPを引用させていただきました。

抗菌作用について

真菌類には、カビやキノコ、酵母などが含まれます。私たちの生活において真菌類は食料品や医薬品の製造など様々な用途に使われ、自然界においても動植物の死骸を分解する重要な役割を持っています。
その一方で、病気の原因や、ものを腐らせてしまう原因になることもあります。ヒバ材やヒバに含まれるヒノキチオールは、これらの真菌類に対して強い殺菌作用があることが分かっています。

 

腐りにくい、耐朽性が高い

木材腐朽菌

木材を腐らせる分解者には、別項にて紹介したシロアリのほかに木材腐朽菌がいます。これらはキノコの仲間の真菌類が中心で、ナミダタケなどの木材腐朽菌も木材を腐らせて分解する大きな要因となっています。

 

かびにくい

コウジカビ

   ニホンコウジカビは麹菌とも呼ばれ、醤油味噌などの醸造製品をなどの生産にはなくてはならない存在です。一方でコウジカビの仲間には、食品などに生育する青カビや、発がん性物質など有害な毒素を分泌するものも存在します。これらの生物に対してもヒバは他樹種にくらべて強い抗菌活性を持つことが明らかになっています。

 

病原性の菌類や細菌類への抗菌作用を持つ

これまでの数多くの研究成果により、ヒバに含まれる精油やヒノキチオールは、病原性の菌類、細菌類への抗菌作用を持つことが知られています。

ヒノキチオールの殺菌作用に関する最初の知見は、1940年に旧台湾帝国大学教授の桂重鴻氏により発表された“ヒノキチオールが結核菌に対する顕著な殺菌作用と発育阻止作用を有する”という知見です。当時、結核は死に至る不治の病として治療法が確立されていない中、ヒノキチオールは貴重な治療薬として注目されました。

   終戦後、米国にて開発された工業的に大量生産が可能かつ即効性のあったストレプトマイシン等の抗生物質の登場によって、結核の治療薬として実用化には至りませんでしたが、ヒノキチオールは下記の理由により再び注目を集めています。

○ 幅広い真菌類、細菌類に対する殺菌作用を持つ
○ 人体へのダメージが比較的少ない
○ 薬剤耐性をもたれにくい

 

ヒノキチオールの性質

幅広い真菌類、細菌類に対する殺菌作用を持つ

 

ヒノキチオールの性質
人体へのダメージが比較的少ない

~ヒノキチオールの安全性について~

現在ヒノキチオールは食品添加物、薬品、化粧品等の幅広い用途にける使用が認められていますが、それが認められるまでには、各認定機関による評価や審査を受け、ヒノキチオール自体の安全性に加え、安全に利用できる分量などについても多くの調査によって確認するというプロセスがあります。
例えば食品添加物として認められるには食品安全委員による評価が必要で、人の健康を損なうおそれのない場合に限っての使用とし、そのための成分の規格や使用の基準が定められています。

~精油の安全性について~

精油は現在、一般に広く流通しており、各種販売店等で手軽に入手することができます。精油もヒノキチオール同様に強い抗菌性を持つ一方で人体への毒性が低いことが明らかになっていますが、近年、各種毒性評価が行われています。

妊娠したラットにヒバ精油を経口投与した野田ら(2000)の実験では、ラットの体重1kgあたり母親に対しては0.1g、母体内の胎児に対しては0.3gまでは毒性を示さないと推定されています。
上記の試験を私たちに置き換えると、体重が50kgの人が5g~15gの精油を飲み干すようなもので、通常では行わない使い方です。しかし、私たちが気軽に入手できすばらしい可能性を秘めている精油にも、安全に使う配慮が必要であることを忘れてはいけません。

安全な精油の使い方については、“ヒバとは”にて紹介しています。

参考文献
野田勉, & 清水充. (2000). 抗菌剤ヒバ油の安全性試験 2. 催奇形性試験. 生活衛生, 44(2), 59-64.

まとめ

上記は東北森林管理局のHPからほとんどまるっと引用させていただきました。もっとHPには詳しく紹介されているのでぜひご覧ください。とてもわかりやすいです。

さてアロマでティーツリーの抗菌作用がよく紹介されますが、ヒバを家で実際飾ってみて、上記の説明に納得。素晴らしいですね。

香りは特にいい香りでクンクンするような感じではありません。SORAは玄関、リビングにボンと木で飾って、たまに

花を添えたりして楽しんでいます。

ヒノキチオールの抗菌作用はこれから空気が乾燥し、部屋も寒さで閉め切って、換気も減って来る時期にアロマの精油を活用したり、

チップを活用したり

ヒバチップ

松やヒバを飾ったりするのも良いのでは。

もしヒバを見かけたらぜひお試しください。

それでは暖かくしてお過ごしください。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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